Adobe Illustratorで指定した基点を中心にオブジェクトを回転させる方法
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イラストレーターでオブジェクトを回転させる方法はいくつかありますが、今回は任意の点を中心にオブジェクトを回転させる方法を聞かれたので記事にまとめました。
目次
- 基本の回転
- 回転ツールを使って回転
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基本の回転
オブジェクトの回転と言って真っ先に思いつくのはポインターをバウンディングボックスの近くに寄せて回転させる方法かと思います。
この方法はオブジェクトの中心を基点として回転します。
バウンディングボックスにポインターを近づけて、ポインターの形が から に変わったら回転することができます。
回転ツールを使って回転
基本の回転以外にも、回転ツールを使ってオブジェクトを回転させる方法です。
スマートガイド(⌘ + U)をオンにしておくとアンカーポイントに合わせる時に便利です。
- 回転したいオブジェクトを選択。
- ツールバーから「回転ツール」を選択。
- 回転の基点にしたい場所でクリックして基点を作ります。オブジェクトの外、アンカーポイント以外の場所でもOKです。
- オブジェクトを回転。
2D CAD(Auto CAD、Vector Works)を使っていた人に「イラレではこんな機能ないの?」とオブジェクトの回転について聞かれた時はもう少し条件が細かくて、 あるオブジェクトを他のオブジェクトの延長線上まで回転させたい(けど回転させたい角度がわからない)という内容でした。
その場合には補助線を引いて、スマートガイドを使って補助線とぶつかるまで回転させます。
回転ツールを使って指定した角度で回転させたい場合
任意の角度で回転をしたい場合は「option」を押しながら基点にしたい点をクリックすると回転のダイアログが出てくるので、そこで角度を指定します。
ツールバーの「回転ツール」をダブルクリックしても同じダイアログが出てきますが、この時に起点がオブジェクトの中心に戻ってしまうので注意が必要です。
まとめ
一口に「回転」と言っても、方法はいろいろあるなとまとめてみて改めて思いました。
ちなみに私が実務でオブジェクトを回転させる時は一番最初に紹介したバウンディングボックスを使った回転です。
メニューの「変形」を使用した回転の方法の記事も公開しましたので合わせてご覧ください!