WordPressの権限をおさらいしてみる

WordPress案件を納品する時に私が一番気をつけていることは、クライアントに必要のないボタンや項目を可能な限り排除してお渡しすることです。
一番最初に考えることはユーザーの権限をどのように設定するか?になるかと思いますが、それぞれ権限がどこまでの行動を許可されているかをまとめました。
最近は可能な限りマルチサイトにしないようなサイトを構成しているので、特権管理者については触れずに進めていきます。

目次

  • 権限を決める必要性
  • 権限の種類
  • 権限の種類 - 管理者
  • 権限の種類 - 編集者
  • 権限の種類 - 投稿者
  • 権限の種類 - 寄稿者
  • 権限の種類 - 購読者
  • 権限以外の設定

権限を決める必要性

そもそも何故ボタンや項目を隠す必要があるのか?
私が関わる案件では、一般的なブログに似ているとはいえ、WordPressをさわるのは初めてという方がほとんどです。

マニュアルをお渡ししてレクチャーもしますが、「このボタンは関係ありません」「ここはクリックしないでください」と言われるとWordPressを触ることが怖い。なんだかめんどくさい。と思ってしまい、それが原因で更新が滞ってしまうということがあるかもしれません。
制作者側の都合からすると、WordPressの様々な設定を変更されてしまうというリスクも避けたいところです。
私がクライアントの立場なら「関係ないものなんか表示させておかないでほしいのに…!」と思うに違いありません。

ということで、ユーザー権限についておさらいしてみたいと思います。
何が出来るかではなく、何が出来なくなるかという視点で整理していきます。

権限の種類

WordPressには5種類の権限が用意されていて、権限が強い順に

  • 管理者
  • 編集者
  • 投稿者
  • 寄稿者
  • 購読者

となっています。
各権限のユーザ毎のメニューはこのようになっています。

少しずつ出来ることが少なくなっていく印象ですね。購読者にいたっては、ログインしてすぐの画面が「プロフィール」になっています。ダッシュボードをのぞく必要がないということでしょうか。

権限の種類 - 管理者

簡単に言うと、全てのことが出来ます。
テーマを編集したり、プラグインのインストールや設定も可能です。何でも出来てしまうので、管理者の権限を与えるのは基本的に1ユーザーのみにしています。
ほとんどの場合、管理者の権限をクライアントにお渡ししないようにしています。

権限の種類 - 編集者

管理者のメニューから「外観」「プラグイン」「ユーザー」「設定」の項目がなくなり、それらの操作が出来なくなります。
また、「ユーザー」に代わり「プロフィール」という項目が現れます。

管理者はユーザーの追加・削除や、パスワード変更、権限の変更などが行えましたが、編集者は自分のプロフィールしか編集が出来ません。
「投稿」では、編集者まで他のユーザーの記事も編集可能で、寄稿者の投稿を承認することが出来ます。

権限の種類 - 投稿者

管理者のメニューから「固定ページ」の項目がなくなり、固定ページの編集や新規制作が出来なくなります。
「投稿」メニューを開くと、カテゴリーとタグの項目がなくなります。
投稿画面でタグをカテゴリーを選択したり、タグをつけたりすることは可能です。
「投稿」では、他のユーザーの記事が編集できなくなり、寄稿者の投稿を承認することも出来ません。
自分の投稿を好きなように出来るといった感じでしょうか。

投稿者で注意しなければいけないことの一つに、タグの扱いがあります。
投稿する記事にタグをつけることは可能なので、投稿者が新しいタグを日本語で作った場合にそのタグのスラッグを編集することが出来ません。タグに関するルールをクライアントと話し合う必要があるのではないかと思います。

権限の種類 - 寄稿者

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管理者のメニューから「メディア」の項目がなくなり、画像をアップロードすることが出来なくなります。
また、投稿で記事を書くことは出来ますが、公開は出来ません。編集者以上の権限を持つユーザーが承認することで、寄稿者が書いた投稿が公開されるようになります。

投稿者までは「公開」のボタンでしたが、寄稿者は「レビュー待ちとして送信」と名称も変わっています。
コメントもメニューには表示されいて、承認前のコメントを見ることは出来ますが、削除や編集、承認といった操作をすることは出来ません。

権限の種類 - 購読者

自分のプロフィールの変更が出来ます。
始めの頃は何のための権限なんだろうかと思っていましたが、会員制のサイトにする場合にこの権限が活躍しそうな予感がしています。

権限以外の設定

私が納品する時、クライアントには編集者か投稿者でユーザーを作ってお渡しすることが多いです。
編集者でも固定ページは使用しないから固定ページの項目を非表示にしてしまうこともあります。
既存のユーザーの権限だけで対応しきれないところは、 functions.phpにいろいろ記述してメニューを非表示にしたり、プラグインを使って細かく設定するなどして実現していきます。

いい加減長くなってきたので、その辺は後ほどということで…

参考サイト

ユーザーの種類と権限 - WordPress Codex 日本語版

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